黄金岬キャンプ場は、北海道留萌市にある無料キャンプ場。
日本の夕陽百選にも選ばれている黄金岬のすぐ隣に位置していて、サイトから徒歩1分で日本海に沈む夕陽を眺められる贅沢なロケーションが魅力。
一方でサイトはかなりコンパクトで、観光駐車場を兼ねているため日中は賑やか。
ゆっくり滞在するというよりは、周辺観光や買い出しを楽しみながら、夕暮れの時間に合わせて戻ってくるような使い方が向いているキャンプ場だ。
実際に家族で利用した時には、夕陽はもちろん、日没後のマジックアワーが想像以上に印象的で強く記憶に残っている。
この記事では黄金岬キャンプ場の魅力や注意点、設備、周辺施設について、実際に宿泊した体験をもとに詳しく紹介していく。
黄金岬キャンプ場とは?

北海道の留萌市にある黄金岬キャンプ場は、日本の夕陽百選にも選ばれている、黄金岬のすぐそばにある無料キャンプ場。
サイトから道路一本挟んだ向かい側に黄金岬があるので、キャンプをしながら海に沈む夕陽を眺めることもできる。
予約や受付は不要なので、気軽に利用できるのが嬉しい。設備は最低限でサイトはかなりコンパクトなので、どちらかというとソロ向け。
キャンプ場で一日ゆっくりと過ごすよりは、日中は設営後に周辺観光して、夕陽を鑑賞後は焚き火や調理を楽しみつつ、そのまま宿泊の流れがおすすめ。
| 名称 | 黄金岬キャンプ場 |
| 標高 | 4m |
| 所在地 | 〒077-0048 北海道留萌市大町2丁目1−4 |
| 電話番号 | 0164-43-6817 |
| 問合せ先 | 留萌観光協会 |
| 営業期間 | 4月下旬〜10月下旬 |
| 予約/受付 | 不要 |
| ごみ | 持ち帰り |
| 車両 | 横付け可能 |
| URL | https://www.rumoi-rasisa.jp/web/rumoimeguri/ogonmisaki/ |
黄金岬キャンプ場の魅力
黄金岬キャンプ場の魅力をここでは解説する。実際に利用した立場から、良いと思ったポイントをまとめてみた。
日本の夕陽百選、黄金岬が目と鼻の先

このキャンプ場の一番の魅力は、なんといっても黄金岬の近さ。目と鼻の先と表現がぴったりなほど、道路を挟んだ向かい側にある。
たぶん距離にして100〜200mぐらいしか離れてないと思う。日本屈指の夕陽スポットまで徒歩1分は、あまりにも贅沢な立地だと思う。

ぼくたちは北海道の長期旅の時に、宗谷岬を目指す道中にここで一泊した。この日は天気に恵まれて、日本一との呼び声も納得の夕陽と出会えた。
どれだけ素晴らしい景色でも、家族と共有するには手軽でなければ意味がない。特に赤ちゃんを抱いたまま長く移動するのは大変だ。
車で立ち寄るだけなら他にもあるが、絶景そばで眠れる場所は貴重だ。入浴後に気軽に行けるメリットは大きく、湯上がりに眺める夕陽は格別だった。

マジックアワーを眺めながら絶景車中泊

そして太陽が水平線に落ちて、ここからが本当のボーナスタイム。夕陽が完全に沈んだあとに待っていた、マジックアワーに染まる空。
観光客は誰一人残っていなくて、キャンプ場はまるで特等席みたい。ここで車中泊をすると決めていたからこそ出会えた美しい景色だ。
空を眺めながらメスティンのご飯の炊き上がりを待つ。そしてセコマのジンギスカンを焼く。最高に北海道を旅してるなーと感じる瞬間だった。
食事を終えてからもしばらく外に椅子を出して、ただ空の色が変わっていくのを眺めていた。無料キャンプ場でここまで贅沢な時間を過ごせる場所はそう多くないと思う。
夕陽だけでも十分価値があるけど、本当に印象に残ったのは日没後の時間だった。
黄金岬キャンプ場の注意点
黄金キャンプ場の注意点をまとめてます。個人的に気になるポイントは深掘りしているので、利用する際の参考にしてほしい。
観光駐車場を兼ねていて日中は賑やか

キャンプ場に隣接した駐車場は、観光客の出入りがかなり激しい。特に夕暮れの時間帯になると、サイトの前にはレンタカーがずらりと並ぶ。
夕方だけに集中すると思いきや、日中の立ち寄りも案外多い。車から降りてきた人ともよく目が合うし、落ち着いた雰囲気は一切ない。
気になる人は背を向ければいいが、それだとせっかくのロケーションが台無し。一日中ゆっくりしたい人は、候補から外した方がいいかもしれない。
木陰が少なく夏場は日差しが厳しい

サイトには日除けになるような木や建物は一切ない。真夏の日差しが厳しい時期は、日中ここで過ごすのはかなりキツイと思う。
スペースも限られてるので、単独で大型タープを張るのも厳しい。カーサイドタープ用フックなどを使い、車体を起点にタープを延長するなど工夫が必要。
ただ買い出しやお風呂に車を動かしにくく、気軽に動かせなくなるので微妙。個人的には早めに到着して場所を確保し、近場に出かけるのがおすすめ。
黄金岬キャンプ場の設備
黄金岬キャンプ場の設備(サイト・炊事場・トイレ・駐車場など)を中心に、写真付きで細かく解説してます。
サイト|小型テント限定の細長い芝地

駐車場から階段を上がった細長い芝地が、ここがテントを張れる場所になる。奥行きがあまりなく、大型のテントやタープは設営が難しい。

ソロ用のコンパクトなテントでも、前後にスペースはあまり確保出来ない。ファミリーテントだと設営自体厳しく、基本的にはソロ〜デュオぐらいまで。
目の前の観光駐車場なので出入りも多く、キャンプ場利用者も炊事場への移動で近くを通るので、プライベート感は全くない。正直全然落ち着かない。
サイトと駐車場の間にある階段は、空いていれば腰掛けたり荷物を置くことも出来る。
ぼくが利用した日はガラガラだったので大丈夫だったけど、サイト混雑時にはここが通路になりそうなので、レイアウトに含むかは適宜判断が必要。
炊事場|中央に大きな屋根付き一箇所

炊事棟はサイト中央に一箇所、大きな屋根付きなのが嬉しい。外壁もしっかりしているので、雨風の入り込みも少なそう。

洗い場はコンパクトだが、裏表合わせて蛇口の数は8個ある。サイト規模に対して十分な数あるので、混雑時でも並ばずに使えそう。
シンクの縁に厚みがあるので、端ならまな板を置いて作業台のように使える。中は奥行きがあまりないので、大きな調理器具は洗いづらい。
洗剤やスポンジの備え付けはないので、各自持ち込みで用意しよう。

夜間はライトが点灯するのは嬉しいけど、正直あまり明るくはない。暗くなってから洗い物をする場合は、ヘッドライトがあった方がいいと思う。
駐車場|サイト隣接と北側の二箇所


こっちがメインとなる南側の駐車場、県道22号線沿いにある。地元の方や黄金岬への観光客が多く出入りするので、日中は車の音が結構気になる。
黄金岬の夕日を一目見ようと、日の入り直前は観光客が大量に押し寄せる。一時的に駐車場も一気に混雑するので、サイト前は車の出入りで騒がしくなる。

サイトに隣接しているので、真後ろに設営してセミオートも可能。階段に腰掛けてテーブルだけ置いて調理など、車中泊+簡易キャンプにもいい。

夜になると観光客がいなくなり、一変してとても静かな環境になる。生活道路なので日中の交通量はそれなりにあったが、20時以降はかなり落ち着いてくる。
あと北側にはもう一つ駐車場がある。区分けはされていない駐車スペースだけど、舗装されていてフラットなので車中泊にも良い環境。
キャンプ目的なら荷運びのしやすさやロケーションで南側一択だけど、静かに車中泊するだけなら北側の駐車場を利用するのもいいかも。
トイレ|とても清潔なオレンジハウス

黄金岬の道路を挟んですぐ向かい側には、オレンジハウスという建物がある。中には簡易的な観光案内スペースやベンチ、トイレ機能が備わっている。





無料キャンプ場とは思えないほどの綺麗さ。水洗式で洋式便座はウォシュレット付き、授乳室やおむつ交換台も完備と赤ちゃん連れも安心。
入り口は自動ドアなので、虫の侵入が少ないのが嬉しい。
元々キャンプ場用のトイレは別にあり、後から追加されたみたい。黄金岬の観光客向けだと思うけど、キャンプ場利用者も24時間使えるのがありがたい。



北側にある従来のトイレも水洗式だけど、和式便座しかなく設備の古さを感じる。でも綺麗な状態に保たれてて、ちゃんと管理はされていそう。
オレンジハウスが綺麗すぎなので、あえてこっちを選択する必要はないと思う。北側の駐車場からは近いので、軽く小だけ済ますとかならアリかも。
黄金岬キャンプ場の周辺施設
黄金岬キャンプ場の周辺施設を紹介。キャンプや車中泊の前後に必要な買い出しやお風呂に入れる場所をまとめてます。

黄金岬周辺にはいくつか飲食店があるが、シーズン中しか営業してない。キャンプ場の開設時期前後は利用できない可能性が高い。
食材・キャンプ用品の買い出し
すぐ近くの留萌市街地までは、車で5分ほどの距離と近い。小さな街だけど商業施設は一通り揃っていて、買い出しには全く困らない。
到着前に近隣の街で事前準備を意識しなくていいレベル。特にセイコーマートは複数あり、ホットシェフ率も高いのがポイント高い。
- セイコーマート 留萌本店|約1.4km
- コープさっぽろ るもい店|約3.3km
- ツルハドラッグ 留萌西店|約2.9km
- DCM留萌店|約5.6km
温泉・お風呂に入れる入浴施設
留萌には宿泊施設が結構あるが、基本的に日帰り入浴に対応していない。少し離れた場所にある、ホテル神居岩が最寄りになる。
ただここは神居岩総合公園という、別の無料キャンプ場の徒歩圏内。お風呂との距離を意識するなら、そっちを選ぶのもありかなと思う。
- ホテル神居岩|約5.8km
- 小平町総合交流ターミナル ゆったりかん|約12.6km

ぼくたちは小平町総合交流ターミナル ゆったりかんを利用した。入浴料も安いのに、アメニティの備え付けあり。
レストランも併設しているので、お風呂だけでなく一緒にご飯も食べれる。休憩室も広々としていて、旅の疲れを癒やすにはぴったりだった。
まとめ

黄金岬キャンプ場は、夕日と日本海のロケーションが抜群の無料キャンプ場。
サイトは狭くレイアウトが限られるのと、観光客や地元の方も多く通る道路沿いにあるので、日中は騒がしいことが多く、万人にはおすすめしづらい環境。
正直、キャンプ場そのものの快適性だけで評価すると、人によって好みは分かれると思う。サイトは狭いし、日中は観光客も多くて落ち着ける環境とは言い難い。
それでも夕陽が沈み、観光客が帰ったあとに訪れる静かな時間は格別だった。
日本海に沈む夕陽とマジックアワーを眺めながら過ごす夜は、北海道旅の中でも特に印象に残っている。絶景のそばで一晩過ごしたい人には、ぜひ一度訪れてみてほしい。


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