北海道は多くの観光客が訪れる、日本でも屈指の観光スポット。季節問わず様々な魅力があるけど、今回は冬という季節に絞り、実際に自分で足を運んで撮影した場所だけを厳選します。
真っ白な雪と氷の世界に包まれる冬の北海道。厳しい寒さを乗り越えたものだけが出会える、幻想的な風景たちを絶景写真とともに紹介します。
支笏湖氷濤まつり

まずはじめに千歳市の「支笏湖氷濤まつり」を紹介。毎年1月下旬〜2月中旬頃に開催されてて、氷と雪で作られた幻想的な彫刻やライトアップがとても美しいイベントです。
僕がはじめて参加した年は、ちょうど北海道に住んでました。その年の3月から大阪への転職が決まっていて、道民として最後に行った観光地なのですごく印象に残ってます。
新千歳空港から車で一時間程度なので、札幌に向かうついでとかに寄りやすいのもいい。カップルはもちろん、子供が遊べるスペースもあるので、ファミリーも楽しめると思います。
会場には午前中から入れるけど、夕方からのライトアップの時間帯が特に最高。煌びやかで写真映えするので、カメラ片手にとても楽しめました。
青い池ライトアップ

ここも北海道の絶景スポットといえばもはや定番ですね。美瑛町の「青い池」は、Apple社のMacBook Proの壁紙に採用されたことで、世界中に一気に知名度が上がったところです。
立ち枯れた木々と独特の池の青色は、唯一無二の景色を見せてくれます。昔、富良野でバイトしてた時期があったり、美瑛のライダーハウスで滞在してた頃によく通ってた。行くたびに微妙に色が変わるので、季節問わず何度足を運んでもいいところです。
凍結して雪が覆い被さる時期だけど、冬季ライトアップでうまくカバー。駐車場も年々大きくなって、通年いつでも楽しめるようになってます。観光協会がすごく仕事してますね。サクっと短時間で見れるので、旭川観光ついでに行くのもオススメ。
日の出の美幌峠

美幌町の「美幌峠」は、夏の雲海スポットとかで紹介されることが多いんですけど、個人的にはここは冬も推しときたい。(まだ僕は完璧な雲海が見れてない…)
道の駅が併設されてるので、車中泊して朝起きてすぐ絶景が見れる場所として認識してる。他に泊まりたいキャンプ場とかあるんだけど、近くにくるとつい運試し感覚で吸い寄せられちゃいます。
朝日が岩肌についた雪を照らす様は、普段あまり雪山とかやらない人にはグッときそう。手軽に北海道の大自然を感じられるいいとこなのでかなりオススメ。
ただ日の出となると市街地から離れてるので、ホテル泊やレンタカー勢はちょっと行きづらいかも。適当に日中行っても気持ちいいのでドライブがてらどうぞ。
霧氷のハルニレの木

豊頃町にある「ハルニレの木」は、広い草原にポツンと立つ巨木が立つ撮影スポット。早朝−20℃近くまで冷え込み、白い霧氷を纏って朝日に照らされるとこんなことになります。
しかもこの時は霧が低空を漂っていて、朝焼けで淡いピンク色のフィルターがかかったように。冬なのに、まるで桜の木でも見てるかのような錯覚に陥りました。
ちょうど同じ日にハルニレの木を撮影よくしている、浦島久さん(ジュエリーアイスの命名者)とお会いしたんだけど、「これはすごく珍しいね〜」とのこと。
ここもすぐ近くの駐車場から少し歩くだけで来れるので、気象条件と時間帯がうまく重なれば誰でも見れるチャンスがあります。撮影する楽しみはもちろん、これを肉眼で見た感動は今でも忘れない。
ちなみにアイキャッチ画像も同じハルニレの木です。朝早い時間帯なら溶けないので、青空でより霧氷の白さが際立つのも素敵なのよね。
凍結したオンネトー

最後は足寄町にある「オンネトー」を紹介。ここも見る季節・時間帯によって、様々な色に変化するとても神秘的な湖です。総合的に絶景スポットを選出するなら間違いなくここは上位。
冬季通行止め直前(1月上旬頃)に行くと、凍結した湖面を歩くことが出来る。湖の中央付近まで歩いていくと、一部水温が高い箇所があるみたいで、綺麗な円形に溶け出していた。
自然が生み出したとは思えない景観に、リアル「くぁwせdrftgyふじこlp」状態だった。ちなみに20mm広角レンズでギリギリまで寄ってるので、実は結構危ないことしてるので真似しないでね。
湖面がミシミシ言ってて、周りには誰もいなかった。ドボンしたら普通に死ぬレベルなので、たぶんまた同じ状況になったとしても、何も準備もなく撮影はしないと思う…
まとめ
北海道の冬に限定して絶景を紹介しました。僕の写真を見て少しでも興味が湧いて、実際に行ってみよう!という気持ちになってくれたら嬉しいです。
絶景となる気象条件やおすすめの時間帯について書いたけど、どこも気軽に足を運べるようなところばかりなので、予定が合う場所があればぜひ行ってみてください!
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