稚内森林公園キャンプ場とは?

稚内森林公園キャンプ場は、北海道稚内市にある無料キャンプ場です。稚内市街地から3kmほどの高台にあり、周辺には民家や観光地はなく、交通量の多い道路もないのでとても静かに過ごせます。
稚内観光や利尻・礼文島へ渡る拠点としても最適な立地。料金もかからず予約は不要、ゴミ処理までできるので、旅人やライダーから人気の高いキャンプ場です。

稚内森林公園全体は約50ヘクタールと広大な敷地面積で、そのうちの約10,000平方メートルがテントサイトとして割り当てられています。
エゾヤマザクラやアカエゾマツなど、多くの木々に囲まれた静かな林間キャンプ場です。

森林公園内には多くの鹿が生息していて、キャンプサイト内でもたくさん見かけます。山奥のキャンプ場ならわかるけど、主要都市から数km圏内にこれほどいるのは珍しいです。
基本情報
| 名称 | 稚内森林公園キャンプ場 |
| 標高 | 90m |
| 所在地 | 〒097-0022 北海道稚内市中央1丁目 |
| 電話番号 | 0162-23-6161 |
| 問合せ先 | 稚内市建設産業部農政課 |
| 営業期間 | 5月1日〜10月31日 |
| 予約/受付 | 不要 |
| ごみ | 回収あり |
| 車両 | 乗り入れ不可 |
| URL | https://www.city.wakkanai.hokkaido.jp/sangyo/norinsuisan/ringyo/sinrinkouenkyanpu.html |
アクセス
- 稚内駅から約3.5km(車で約10分)
- 稚内空港から約15.5km(車で約30分)
- 最寄りIC:なし
注意事項

現地にあった注意事項の看板。

直火での焚き火は禁止されています。焚き火台と地面を保護できるシートを用意しておきましょう。

稚内周辺でもたくさんの熊の目撃情報があります。熊が出没したらその年は閉鎖となり、シーズン終わりを待たずに利用できなくなる可能性があります。
たくさんの人が長く利用できるように、食材やゴミは放置せず、後述するゴミステーションに適切に処理するように心がけましょう。
キャンプ場内の設備
稚内森林公園キャンプ場内の設備について紹介します。
サイト

メインとなるのが南側にある林間サイト。木々が多くあるので敷地の広さの割に、設営できるスペースは少ない印象。小型テントやタープ無しのスタイルが最適です。

サイト内には通路も整備されていて、この周辺は比較的フラットな場所が多いです。ハイシーズンだとこの周辺にもずらりとテントが立ち並びます。

日差しがあっても木陰になりやすいので、夏場でも快適に過ごせます。ただ林間サイトは全体的に緩やかな傾斜がついてる場所が多く、平坦な場所は争奪戦になりやすいです。
高台に位置しているので風が通りやすく、強風にさらされることもあります。

林間サイトは駐車場からは段違いなので、荷物の運搬は結構大変。キャリーカートを使いたい人はかなり遠回りしないといけないので要注意。

駐車場そばにあるトイレ周辺には、拓けた区画もあります。一部からは宗谷湾を見渡すことができるので、いい場所が確保できればロケーションは良さそう。夜は夜景も綺麗に見えます。
階段を使う必要がないので、荷物の運搬も楽です。ただ林間サイトと比べるとスペースが限られてるので、空いてればラッキーぐらいな場所ですね。
炊事場

駐車場の階段を上がって右奥には、屋根付きの炊事棟があります。かまども併設されているので、焚き火台がなしで直火調理ができるのはいいですね。暗くなってもライトが点灯するので、夜も安心。

南側にはもう一つ簡易的な洗い場があります。水場が複数箇所あるキャンプ場は、サイト選びの選択肢が広がって地味にありがたい。
駐車場

駐車場は自動車が約40台、バイクが15台ほど収容可能です。テント設営可能数と比較すると、車両の受け入れ台数は若干少なめに感じますね。
駐車場はフラットなので、車中泊にも向いています。というかここは車中泊に大人気なイメージが強く、夏は長期旅っぽい圏外ナンバーがよくいますね。
特にハイシーズンはすぐ満車近くになり、中央の通路部分まで駐車していることもあるみたいです。予約で押さえとくことも出来ないので、利用する場合は早めに到着を心がけましょう。

ライダーにとってありがたいのが、このバイク専用の駐輪スペース。観光地の駐車場ではたまに見かけますが、無料キャンプ場で整備されてるのは珍しい。

駐車場に隣接しているサイトもありますが、車両の乗り入れは不可です。自転車だけはテントのそばに置いていいことになってます。
トイレ

駐車場に入って左側(南側)にトイレがあります。一度改装工事が入っているので、内外装ともに綺麗でしっかりとした造りです。




トイレットペーパー予備もあり、とても綺麗に清掃されていました。

林間サイトにはもう一つトイレがあります。こちらは結構年季の入った雰囲気です。



個室が和式トイレだし、設備自体はどうしても古さは感じます。ただどちらのトイレも水洗式なのと、管理もとても行き届いています。
ゴミ捨て場

無料キャンプ場としては全国的にも珍しい、ゴミステーションが設置されてます。分別さえすれば指定のゴミ袋は不要で、現地で処理ができるのが素晴らしい。
獣害対策で生ゴミはかなり厳重になってますね。

ビンやガス缶まで処理できるのはすごい。

炊事棟そばには灰捨て場もあります。
その他設備

林間サイトにはテーブルとベンチが設置されてます。最低限のキャンプギアしか持たない旅人にとっては、腰掛けて食事や休憩できるのがスペースはありがたい。

バーベキューテーブルもあり、炭と網を持ち込むだけで手軽にBBQも出来ます。

東屋は敷地内に合計で4カ所あり、どれも立派な造りでしっかりと雨が凌げます。寝袋マットだけでも十分眠れるので、徒歩やチャリダーなど旅人には嬉しいポイント。

林間サイト奥にはとても大きな東屋もあります。この周辺の芝生は日当たりも良く、設営スペースも広いのでグループで集まるには最適です。
周辺の施設情報
稚内森林公園キャンプ場の徒歩圏内には、買い出しや入浴できる施設はありません。3〜4kmほど離れた市街地に施設が集中しているので、徒歩や自転車だとちょっとキツイかも。
坂の登り返しのことも考えると、人力なら事前に買い出し等は済ませておきましょう。
スーパー
- 食品館あいざわ(3.3km)
- 卸売スーパー 稚内中央店(4.0km)
コンビニ
- セイコーマート 稚内駅前店(3.5km)
- セイコーマート 稚内中央店(3.8km)
入浴施設
- ヤムワッカナイ温泉 港のゆ(4.4km)
- 稚内市ポートサービスセンター(3.9km)※シャワーのみ
周辺のおすすめ観光
稚内森林公園キャンプ場周辺の観光情報も合わせて紹介します。
稚内港北防波堤ドーム

稚内の撮影スポットで外せないのが、稚内港北防波堤ドーム。古代ローマ建築を彷彿とさせる半アーチ式のドーム状の防波堤です。北海道遺産にも認定されている歴史的な建造物です。
望遠レンズで圧縮効果効かせると、めちゃくちゃカッコいい写真が撮れます。かつては旅人の野宿スポットとして有名でしたが、現在は「野営禁止」となっています。
ノシャップ岬

稚内を代表する観光スポットといえば、このノシャップ岬。稚内市街地からは少しだけ離れてるけど、ぜひ夕暮れの時間帯に訪れてほしい。
日本全国でも有数の美しい夕陽が見られる場所で、イルカのモニュメントと美しいシルエット写真が撮れる場所です。ここで撮影した家族写真は、今でもお気に入り写真の一枚です。
竹ちゃん
竹ちゃんは稚内を代表するご当地グルメ、たこしゃぶを頂けるお店として有名です。メニューも豊富で、お造りや焼き物などいろいろな海の幸が楽しめます。
ただ居酒屋さんなので、お酒も呑みたくなる人もいますよね。キャンプ場からだと徒歩で往復一時間ぐらいはかかるので、飲酒前提だとちょっと行きづらいのだけが難点。
その場合は「道の駅わっかない」が徒歩圏ないなので、そこを起点にしてもいいかも。ちなみに当日駆け込みだとほぼ無理っぽいので、事前に予約は必須です。
ボリューム亭

稚内で洋食が食べたい&がっつり系には、このボリューム亭がいいですよ。名前に恥じずボリューム満点で、僕らが頼んだとんかつとハンバーグ、味もめちゃくちゃ美味しかったです。
なのに雰囲気はオシャレな喫茶店って感じのギャップがたまらない。店員さん少ない人数で切り盛りしてるので、時間に余裕を持っていくのがおすすめです。
ちなみに稚内の飲食店はめちゃくちゃ閉店時間が早いです。僕らが到着した19時過ぎには、表に閉店看板立ててたので夕食は早めに計画しときましょう。
車中泊にもおすすめ

息子を連れて北海道一周旅をしていた頃に、実際にこの駐車場で車中泊をしました。稚内周辺の観光やグルメも楽しみながら、気持ちよく旅することが出来ました。
利便性なら市街地内にある「道の駅わっかない」でもいいけど、落ち着いた静かな環境で一夜を過ごすなら、稚内森林公園キャンプ場の方がおすすめですね。
まとめ

稚内森林公園キャンプ場は、稚内の市街地からも近く、管理もしっかりされてます。特にゴミ処理までできるので、長旅で北海道を巡る旅人にとっては最高の無料キャンプ場です。
車中泊にも大人気のキャンプ場なので、ハイシーズンは満車になることもあります。できるだけ早めの到着を心がけておくといいでしょう。
稚内でキャンプや車中泊を楽しみたい方は、ぜひ候補の一つにしてみてください。ここを拠点に日本最北端の街である稚内を堪能してください!



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