佐渡島ツーリングの三日目。新穂ダムキャンプサイトへ拠点を作り、大佐渡スカイラインへ向かう前に、ランチで向かったのが「鮨 長三郎」。

この日の旅の途中で食べてみたかったのが、佐渡のご当地グルメとして知られる「ブリカツ丼」。せっかく佐渡を走るなら、一度は食べておきたいと思っていた。

店の前まで来ると、まず目に入るのがいかにも本格的な寿司屋らしい外観。
ツーリング中の格好で入って大丈夫かなと少し緊張しながら暖簾をくぐったけれど、店内は思っていたよりも気取らない雰囲気。今回は開店時間に合わせて訪れたこともあり、待つことなく入ることができた。
寿司はもちろん、ラーメンや定食なども並ぶ店内。佐渡を走っている途中に立ち寄る昼食としても使いやすそうな雰囲気だった。

丼ものなので単品で出てくるのかと思っていたら、メニューでは「佐渡天然ブリカツ丼定食」となっていて、果物のデザートとえびのあら汁まで付いてきた。
丼だけを想像していたので、これはちょっと嬉しい誤算。特にえびのあら汁が美味しくて、揚げ物のブリカツと一緒に食べると、より満足感がある。

丼の上には、佐渡天然ブリカツ丼の目印になる旗。
佐渡天然ブリカツ丼は、佐渡産の天然ブリを使った佐渡のご当地グルメ。長三郎も認定店のひとつで、佐渡を訪れたら一度は食べてみたい名物のひとつだ。
佐渡の天然ブリを米粉で揚げ、特製のしょうゆダレにくぐらせるのが特徴。外はカリッと、中はジューシーなブリカツと、佐渡産のご飯を一緒に味わえる。

実際に食べてみると、衣はサクサク。しかもブリの身にはしっかり厚みがあって、ひと口でも魚を食べている感じがちゃんとある。
そこに合わせるタレは、やや甘め。新潟名物のたれカツ丼を思わせるような甘いしょうゆダレで、ご飯との相性がかなりいい。
魚のカツというと少しあっさりしたものを想像していたけれど、甘辛いタレがしっかり絡むことで、白ご飯がどんどん進む味になっている。
それでいて、ブリそのものの味もしっかり感じられる。厚みのある身とサクサクした衣、甘めのタレという組み合わせがシンプルにうまい。
寿司屋で食べるブリカツ丼というのも、佐渡らしくて面白い。
今回はツーリングの途中だったので、昼食を食べたらそのまま次の目的地へ。こういうご当地グルメを旅のルート途中に組み込めると、観光地を巡るだけとはまた違った楽しさがある。
長三郎は両津港から車で約15分ほど。佐渡島に到着してすぐ、あるいは島を一周する途中のランチにも組み込みやすい場所にある。
佐渡島を訪れたら、新鮮な魚介の寿司だけでなく、こうした島ならではのご当地グルメもぜひ味わってほしい。
鮨 長三郎
住所:〒952-0116 新潟県佐渡市新穂81-4|地図
TEL:0259-22-2125
営業時間:11時~14時30分、17時~20時30分
定休日:不定休
駐車場:あり
佐渡を実際に走ってみると、景色だけでなく、こうした食事も旅の記憶に残る。今回のルートや立ち寄った場所、4泊5日の旅の流れはツーリングガイドにまとめている。


